立谷 陽介 展

東京都・上野の森美術館にて、現代洋画家・立谷陽介の個展が2025年4月10日（木）から4月13日（日）まで開催されます。高い技術と鮮やかな色彩表現で注目を集める立谷の世界に触れられる、貴重な4日間の展覧会です。

立谷陽介は福島県相馬市出身。幼少期より洋画家・倉本信之に師事し、その後も精力的に活動を続け、日洋会会友として数々の入選・受賞歴を誇ります。第30回日洋展入選を皮切りに、第31〜33回日洋展、日洋会セレクション展2017での受賞、さらにヴェルサイユ芸術賞の受賞など、その実績は国内外で高く評価されています。

本展では、立谷の代名詞ともいえる「赤の差し色」を効果的に用いた作品群が会場を彩ります。緻密な描写力と構成力に裏打ちされた独創的な作品は、見る者を鮮やかで幻想的な空間へと誘います。展示されるのは新作を含む大作から小品まで、多彩なバリエーションが揃い、立谷の創造性の広がりを余すところなく体感できる内容となっています。

これまでにも、WIRED Cafe上野やJAZZ SPOT J（新宿）、ソラシティ内のスワン食堂（御茶ノ水）、浦和PARCO6階 WIRED kitchen、WIRED Cafe明大前など、多くの空間で作品を展開してきた立谷。日常の風景の中に、絵画という形でアートを浸透させてきたその姿勢は、今回の展示でも一貫しています。

わずか4日間の開催ではありますが、立谷陽介の最新作とともに、これまでの軌跡を一望できる絶好の機会です。彼の作品世界が放つエネルギーと静謐さを、ぜひ現地でご体感ください。

※最終日は15:00閉館（最終入場は閉館の30分前まで）
※展示内容やスケジュールは予告なく変更される場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。